不思議なことにサーバーの場合、中で動いている各ソフトがてんでんばらばらです。同じ人がサーバーを10台構築した場合、同じサーバーOSをベースとしたとしてもほぼ間違いなく10台が微妙に違います。例えばA,B,C,Dという4つのソフトウェアが各サーバーで動いているとしましょう。サーバーは「手作り」なので構築した時期によりそれぞれのバージョンが微妙に違うのです。
アプリを作る側も勝手気ままです。例えば上のA,B,C,Dの4つのソフトがデータベースを使うとします。するとそれぞれの開発者は「指定」のデータベースやそのバージョンを勝手に決めます。AはデータベースXのバージョン2を指定し、BはデータベースYのバージョン1を、CはデータベースXのバージョン3以上を・・・という具合です。
そもそもサーバーで動くソフトを開発している人たちは彼らのソフトウェアが動く「専用」サーバーをユーザーが作ればいい、と思っています。
結果、私や弊社の技術者は日々悩むのです。そしてWaffleCellをメジャーにすることでソフトウェア開発者たちがWaffleCellで他のソフトと干渉しないように作り込むようになることを夢見ているのです。
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