WaffleCell v1, v2, WaffleCell VM for Aterm について語ろう
VM版ではない実WaffleCellでの設置方法を説明します。すでに社内で拠点間VPNを使っていたり、UTMやファイアーウォールなどで外部からの接続が難しい場合の対応方法です。
※ VM版でも可能すが、VirtualBoxのネットワーク設定で二本目のLANを増やすなど手動での設定が必要です。自己責任で行ってください。
前提
すでにインターネットに接続されている
光回線としてはNTT東西のFlet'sが入っている(KDDIの場合セッションが増やせません)
NTTに連絡をし、「セッション」に余裕があるかを確認
ない場合は追加を依頼(月額300円)
用意するもの
LANハブ
新規のプロバイダ契約(月額500円程度から:IPv4)
ルーター(家庭用でいい:通常uPnPとDHCPが有効なのでそのまま使える)
既存のルーター
DHCPが有効である(通常は有効。各PCを固定IPで利用していない限り設定はそのまま)
WaffleCellの実サーバー
2つ目のLANポートがあるか、ない場合はUSB LANアダプタ(1500円程度)を接続
二台目のルーター設定(ONUがある場合)
-----光回線-----[ONU]]------[既存ルーター]------
という接続を
-----光回線-----[ONU]]------[ハブ]------[既存ルーター]------
とし、[ハブ]には新しいルータを接続後、プロバイダ設定を行う。一本の光回線で2つのプロバイダ契約が可能。
ONUがない場合は、既存のハブにONU機能がついているので、ルーターのメーカーに上記のような「2つのプロバイダへの接続方法」を問い合わせて設定。
接続
WaffleCell本体の1つ目(既存)のLANを新しいルーターに接続
2つ目を既存のルーターに接続
WaffleCell側設定手順
WaffleCell v2 のDebian版にある「サービスの追加削除(一般)」にある「USB-LAN 別回線接続」をインストール
以上です。これでWaffleCellを再起動すれば
・外部からの接続(VPNなど)は新しい回線を経由
・LAN内からの接続は従来通り(l.を忘れずに)
・VPN接続でLAN内の機器(NASやプリンタ)に接続可能!
オフライン